勝川ファミリークリニック 外来診療(内科)

外来診療(内科疾患)


Disease and treatment

主な内科疾患と治療

高脂血症について

高脂血症とは、血液中の脂質(コレステロール、中性脂肪)が高い状態を言います。
高脂血症自体、症状はありませんが、そのまま放置しておくと、心血管系疾患(心筋梗塞や脳梗塞など)を引き起こすことがあり、人によっては治療が必要になることがあります。

虚血性心疾患の危険因子

高脂血症だけでなく、さまざまな危険因子が存在します。
● 糖尿病
● 高血圧
● 慢性腎不全
● 喫煙
● 虚血性心疾患の家族歴(男性で55歳、女性で65歳未満で発症)
● 男性(女性よりも男性の方が危険率が高い)
● 年齢(年齢が上がるとともに危険性が高くなる)
これらの複数の危険因子を考慮して、治療の基準が決まります。

脂質の種類

脂質にはコレステロールと中性脂肪があります。脂質にはさまざまな種類があり、血液検査ではLDLコレステロール、HDLコレステロールと中性脂肪を測定します。高脂血症を治療するかどうかの判断は、総コレステロールではなく、LDLコレステロールやHDLコレステロールの値によって決まります。

● LDLコレステロール
 LDLコレステロールは悪玉コレステロールと言われ、血管にコレステロールを付着させ、動脈硬化を促進します。したがってLDLコレステロールが高いと、心血管系疾患のリスクが上がります。どこまでLDLコレステロールを下げるかは、どれだけ心血管疾患の危険因子を持っているかによって異なります。
● HDLコレステロール
 HDLコレステロールは善玉コレステロールと呼ばれ、血管に付着しているコレステロールをきれいに掃除して、肝臓まで持って帰ってくるコレステロールで、別名「血管のお掃除屋さん」と呼ばれています。HDLコレステロールが高いと心血管系疾患のリスクが低下します。一般的に60mg/dl以上が理想とされ、40mg/dl未満が低いと判断します。
● 中性脂肪
 中性脂肪が高いことも心血管疾患のリスクを上げますが、LDLコレステロールほどではないと言われています。中性脂肪は食事の影響を受けやすいため、空腹時で採血することが重要です。

コレステロールは何歳からチェックすべきか

会社の健診や特定健診ではコレステロール測定が含まれていますが、たとえばアメリカのガイドラインでは、心血管系疾患のリスクがない場合、35歳以上の男性と45歳以上の女性でコレステロールのチェックが推奨されています。